【サンタプロジェクト2020】ご存知ですか?!

世田谷こども守る会による、サンタプロジェクト2020!
長女妊娠を機に世田谷に越してきて13年。当時はこの地に知り合いはほぼいなかったのが、子どもたちとの暮らしを通じて少しずつ子育て仲間が増え、気づけば心から信頼できるパパママたちにたくさん恵まれました。そのひとつに「世田谷こども守る会」との出逢いがあります。2011年の福島第一原発の事故をきっかけに、こどもたちが変わらず安心して暮らせるよう、測り、知り、学ぶ、そして声を届けることを目的に立ち上がった保護者ボランティアのチームです。
とはいえ、当時は名前こそ耳にしていたものの実際自分が関わることはなく、世田谷には熱心なママたちがいるんだなぁ〜と、なんとなく敷居の高さを感じていたわたしですが、、忘れもしない2016年、衝撃的な出来事が起こりました。守る会の5周年記念イベントに、トークショーで出演することになったのです! 正直、その依頼をいただいたときはめちゃくちゃびっくりしました。だって、こんなポンコツなわたし、、、?!いいのか! と、大恐縮で参加をさせていただいたのですが、それ以来メンバーのみなさまとお付き合いさせていただいてます。蓋を開けてみたら、みんな気さくでお酒もよく飲むし(笑)楽しい方ばかり! 今わたしが、学校のこと、教育のことに興味関心が持てるのも、世田谷こども守る会との出会いがあったからこそです。
さて、そんな彼女たちが2011年から続けているのが「サンタプロジェクト」という活動。福島を忘れない、を合言葉に毎年この時期に寄付を募って、以下4箇所を支援しています。
★福島県の養護施設 ①青葉学園と ②いわき育英舎には、来年3月の高校卒業と同時に施設から巣立ち、一人暮らしを始める子どもが合わせて8人います。彼らが少しでも安心して新生活をスタートできるよう、生活準備金として一人あたり10万円の寄付を目指します。
★福島の子どもたちを対象に保養旅行や遊びを企画する2つの団体 ③NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ・福島(郡山市)と ④ふくしまっ子リフッレッシュin世田谷(世田谷区)に寄付し、子どもたちの交通費・宿泊費に充てていただきます。
そして、2020年はコロナ禍において、以下にも支援が及びます。
コロナ禍で困窮する子どもたち / コロナ禍はシングル世帯や”家庭”という後ろ盾のない子どもたちの暮らしを直撃しています。収入が減り食費を切り詰めるシングルマザー、飲食店やホテル・旅館の仕事が減り生活に窮する養護施設の卒園生…支援先からは、これまでにない悲痛な声が聞こえてきます。私たちに出来ることはほんのわずかですが、子どもたちが少しでも笑顔で過ごせるよう、今年も思いを届けます。
(♦︎サンタプロジェクトのページへは、上記クリック!)
先述したとおり、このプロジェクトはこの時期に”必ず”立ち上がります。それって、側から見れば「今年もまた始まったのか」と当たり前に思うだけかもしれないけれど、支援を細く長く続けるって本当に大変なこと。特に、今年はコロナ禍で誰しもが多少は暮らしにダメージを喰らったに違いなく、そんな中、変わらずに活動が続くのってすごくステキだなぁと思いました。
今年のクリスマスも、より多くの子どもたちに笑顔が溢れますように⭐︎